よくあるご質問

一般診療Q&A

以前、前歯を詰めた所が変色してしまいました。詰め替えた方がいいですか?

変色だけならそのままでも良いのですが、変色するほど長期間だったものは周りから目には見えない、虫歯になっていることが多いものです。出来るだけ詰め替える方向で考えた方がいいでしょう。

妊娠中にどうしても歯が痛みます。治療できますか?

妊娠何ヶ月かを正確に歯科医師に告げて、必要最小限の治療に止めましょう。妊娠中期になれば安定期に入り、通常の治療は差し支えないでしょう。前期と後期は歯科医師の指示に従って、治療を受けてください。

抜歯する時、痛くないですか?

完全に麻酔をして抜くので、現在は心配するほどの痛みはほとんどありません。
むしろ、歯を抜こうということの精神的恐怖感が痛みを連想させるので、痛くない治療をしても痛く感じます。先生を信頼してリラックスして治療を受けてください。

冠をかぶせた所も磨かなくてはいけませんか?

冠と歯の境目は虫歯になりやすい所ですから、しっかり磨いてください。

歯石をとる時、痛いですか?

歯科医院では、歯科衛生士ができるだけ痛くないようにとってくれます。

歯石をとると、歯がしみるのでは?

歯石を急にとってしまうと、一時的に歯がしみることもありますが、ほとんどの場合、一時的なものなのです。歯石はバイ菌のかたまりですから、歯槽膿漏の原因となりますので、とらなくてはいけません。

歯ぎしりの治療法はどんな方法ですか?

歯ぎしりの原因にもいろいろありますので、まず正確な診断が必要です。そしてはっきりした治療法がなされるためには、いろいろ詳しい検査が必要です。治療に当たっては家族の理解と協力も必要となるでしょう。治療法としては、たいへんむずかしいのですが、日常のストレスを発散させるためにスポーツをしたり、散歩したり、気分転換をはかるといいと思います。それから精神面から、寝る前に「私は歯ぎしりはしない」と繰り返し言う自己暗示も効果があると思います。局所的治療としては、入れ歯のような形をしたナイトガードを歯の上にはめ、どこでもまんべんなく噛めるようにします。しかも下顎がスムーズに動き噛みしめても音が出ないようにします。 1~3ヶ月間経過観察で、精神的なものか、噛み合わせに原因があるのかなど、詳しく検討します。やはり長い間の観察が必要であり、人によっては他科と連携しながら治療に当たってゆくことも必要でしょう。

口を大きくあけると耳の付近から音がしますが異常でしょうか?

原因としては噛み合わせの不正とかみ方の不正(くいしばり)があります。関節が正常な動きをせず、異なった動きをする時に顎がガクっとなったりするのです。

顎関節症はどうしたら治るのでしょうか?

歯科医院に行き、正常な噛み合わせを作るために、装置を入れたり、あごの体操をしたりします。

小児歯科Q&A

私は、虫歯が多いです。赤ちゃんも虫歯になりやすいですか?

虫歯になりやすい歯並びや、歯の性質、唾液の性質など、遺伝的なものも確かにあります。それよりも、赤ちゃんが育つ環境に左右されることが多いものです。家庭での食事や飲み物の与え方、歯磨きなどの生活習慣が赤ちゃんの虫歯をつくります。 また虫歯菌はお母さんから赤ちゃんに伝播します。お母さんの虫歯も早く治療しておきましょう。

フッ素塗布が歯にいいと聞きました。いつから始めればいいですか?

乳歯でも永久歯でも、生えて間もないときは、フッ素の効果は高いので、 歯が生えてきたら、できるだけ早い時期から、かかりつけの歯医者さんと相談してフッ素塗布をしましょう。しかし、フッ素を塗れば大丈夫なのではなく、大切なのは歯磨きの習慣やきちんとした食生活をすることです。

2歳で前歯がとけてきたようですが?

前歯がとけてきたようにみえるのは、虫歯であるとおもわれます。 哺乳ビンにジュースや炭酸飲料を入れて与えたり、哺乳ビンのダラダラ使用によってできることが多いようです。虫歯は、まず歯の表面が白くなり、次第に歯が溶けたような状態になってきます。お母さんが虫歯の状態に早く気付き、早めに治療と指導を受けてください。

歯磨きをいやがって困ります。泣いても押さえつけてまでやってよいでしょうか?

泣いているお子さんを押さえつけてまでする必要はないとおもいます。 とくに3歳以前では、歯磨きよりも食生活での虫歯予防が必要です。まず歯ブラシを持って遊ぶことからはじめ、歯磨きが生活習慣の一部になるようにしたいものです。

3歳で急に虫歯がふえたようですが?

この頃になると、外に出て甘いものを口にすることが多くなってきます。 また、歯と歯の間に虫歯ができてくる時期でもあります。この虫歯は、歯と歯の間のかくれたところで進行し、お母さんが気付いた時には大きな虫歯になっていることが多いのです。また、乳歯の神経はまだ未熟で、あまり痛みを感じません。このことが発見を遅らせる原因の一つです。早期発見、早期治療をおこなうために、定期的な検診が必要になります。

ころんで歯をぶつけました。だんだん色がかわってきたのですが?

早期に歯科医の検診を受けてください。これをそのままにしておくと、いろいろと後になって影響がでてくることがあります。 歯の色が変わってきたのは打撲によって、歯の中にある神経が切断され出血したことによるものです。また歯にヒビが入ったり、歯のまわりの骨にまで傷が及ぶこともあるので、打撲したらすぐに歯科医の診断を受けてください。

小学生ですが、運動会でころんで前歯が抜けおちてしまいました。おちた歯は持っているのですが、どうすればよいでしょうか?

自分の歯があれば、再び抜けたところに植えこむことができます。そのためにはできるだけ早く、1分でも早く歯科医院で処置をうけましょう。抜けた歯はできるだけ乾燥させず、抜けた歯についているドロなどの汚れは、さっと水で洗う程度にして、清潔な水、または牛乳等に入れて持って行きましょう。

フッ素は、何歳位まで塗るのですか?

フッ素の塗布は歯が生えてきた直後に行うのが最も効果的といわれています。これは、生えて間もない歯の方が。フッ素の取り込み量が大きいからです。永久歯が生え揃うまで、すなわち大ニ大臼歯という6歳臼歯のうしろに生えてくる歯が12歳頃に生えてきますので、最低でもその頃までは塗布したほうが良いと思われます。

キシリトールは虫歯にならないのですか?キシリトールの食べ方を教えてください。

キシリトールは、虫歯の原因菌が存在しても歯を溶かす酸を作らず、さらにその菌が増えるのを阻止すると言われています。そのため、虫歯になりにくいとされています。現在、ガム、チョコレート、キャンディーの中に含まれて売られています。ただし、キシリトール100%でなく、砂糖を含めた他の甘味料が含まれている場合がありますので、その食品の成分表示を見て選択しましょう。

矯正治療Q&A

矯正治療の期間はどれくらいかかりますか?

年齢や不正咬合の状態、難易度により異なりますが、矯正装置がついている期間は1.5~2.5年を要し、その後、後戻りしないように保定する期間が必要です。 部分的な矯正治療では1~2年で治る場合もあります。

矯正治療はどのくらいの間隔で通院するのですか?

矯正装置がついてからは、月に1回、多い時で2回の通院になります。

矯正治療は何歳頃から始めたらいいですか?

不正咬合の状態により開始時期は異なりますが、気づいた時点でなるべく早くご相談ください。部活、受験、仕事のスケジュールを考慮し開始時期を決めることも可能です。

矯正治療と年齢は関係ありますか?

基本的に年齢は関係ありません。矯正治療はお子さんだけのものと思われがちですが、大人になってからでも大丈夫です。

食事や歯磨きは普通と同じでよいのでしょうか?

ガムやキャラメルなどの粘着性の強いもの、アメや氷などの硬いものは装置が壊れる原因になりますが、普通の食事であれば問題ありません。食事の後はかならず歯磨きをしましょう。歯の清掃をおこたると虫歯や歯茎の病気の原因になります。

矯正治療の途中で結婚や妊娠出産の可能性があるのですが?

結婚式で一時的に見える部分の装置をはずす事は可能です。また、妊娠出産に関しても矯正治療による悪影響は全くありません。ただし、妊娠している場合にはレントゲンを撮る事ができませんので必ずお知らせください。

矯正治療中に転居する事になった場合はどうなりますか?

転居先の矯正歯科医あるいは大学病院矯正科をご紹介いたします。

矯正治療中、スポーツや楽器は続けられますか?

通常のスポーツなら大丈夫ですが、激しいスポーツや格闘技は注意が必要です。吹奏楽器に関しては、慣れが必要ですが、慣れてしまえばほとんど問題ありません。

歯周病Q&A

歯周病の原因はプラークと聞きましたが、プラークって何でしょうか?

プラークとは、歯に付着している白、または黄白色の粘着性の沈着物で、非常に多くの細菌とその産生物から構成されています。

またプラークはバイオフィルムとも呼ばれていて強固に歯に付着してるだけでなく、薬品だけでは除去しにくい状態になっています。そのためにしっかりと歯ブラシ等で除去することが大切になります。

(歯周病に)どうして煙草が悪いのですか?

喫煙が悪い理由はいくつかあります。

1)喫煙する人は統計的に喫煙しない人よりも歯周病にかかりやすいというデータがあること。
2)タバコに含まれる化学物質が歯肉からの出血を抑えたり、歯肉を硬くすることで症状が気づきにくくなること。
3)喫煙者は末梢血への影響があるので、歯周病の治り方が悪くなること。 。 です。

つまり煙草は歯周病になりやすくするばかりでなく、気付き難くし、また治り難くする原因と言えるのです。

歯磨きのときに出血したり、しなかったりするのですが、どうしてですか?

歯肉に炎症が起きていると食物や歯磨き程度の刺激でも歯肉から出血しやすくなります。ただ、炎症の進行やその日の全身の健康状態などにより必ず出血するとは限りません。

歯磨きのとき一度でも出血したことに気づいたならば、早めの受診をお奨めします。

重度の歯周病にかかっていると診断されました。早期に抜いた方が良いといわれたのですが、なんとか歯を残せないのでしょうか?

保存が無理になっている歯をいつまでも残しておくと、隣の歯を支えている骨が無くなってきてしまいます。またいたずらに抜いたほうが良い歯を残していると、最終的に抜いた後で入歯も難しくしてしまったり、腫れたり痛みがでるなどの不快症状を繰り返す原因になります。

歯周病の歯肉を外科手術すると言われたのですが、怖いです。実際にはどのような治療で、時間はどれくらいかかるのでしょうか。またその後、どうなるのでしょうか?

歯周病に対する外科手術には、腫れが引かない歯肉を除去するもの、歯の周囲にあるポケットを除去するもの、歯を支えている骨を移植するもの、歯を磨きやすいように歯肉や粘膜の形を変えるものなどがあります。

外科手術に必要な時間は治療対象となる歯の本数にもよりますが約1~2時間かかります。治療の後は、縫合して、包帯しますので、1週間後に縫合と包帯を除去し、経過を1~数ヶ月経過を追います。

怖がる必要はありませんので、手術の内容を担当医に聞いて、よく相談してください。

1度歯周病と検診で指摘されました。虫歯は無いと言われています。痛みもないし、食事するのに不都合もないので、歯医者さんに行く必要はないでしょうか?

歯周病は痛みなどの自覚症状をほとんど伴いません。そして、放置すれば悪化こそすれ決して自然には治りません。気が付いた時には手遅れで何本も歯を抜かなければならないようなことになりかねません。たとえ虫歯がなくても、痛みがなく食事するのに不都合がなくても、もし歯周病だといわれたことがあるのでしたら可能な限り早めに治療されることをお奨めします。

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